ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験とは

ITストラテジスト試験とは、どんな資格試験でしょう?  

情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験である「情報処理技術者試験」で、

2009年 秋からスタートするITストラテジスト試験


ITストラテジスト試験とは、ITに理解を持ち、企業などのCIO(最高情報責任者)やそのスタッフ、

将来これらの職務を担う人向けの試験が、国家試験として実施さます。

ITストラテジスト試験は、基本戦略系、いわゆる新たなビジネスモデルの創出や人材向けの試験としての位置のづけのようです。

経済産業省は、ストラテジストは現在国内に6.7%を占めると推計しているようです。


今までの情報処理技術者試験でいう、主にベンダ側のシステムアナリスト、主にユーザ側の上級システムアドミニストレータ

人材が分かれていたのに対し、システムアナリスト試験と上級システムアドミニストレータ試験を統合して創設されるITストラテジスト試験。

ITストラテジスト試験は、ベンダとユーザの垣根をなくし、総合的にIT化の戦略を練ったり推進したりする人材をねらったものではないか
といわれています。

現行の情報処理技術者試験との違い

現代の高度情報化社会においては、情報戦略がますます重要になってきており、情報戦略を制する者が、
勝つといっても過言ではありません。

今まで情報処理技術者試験には「システムアナリスト試験」という資格試験がありました。

システムアナリストとは、企業の経営戦略の立場から、情報システム全体の管理・発案・改善などを行い、

新しい業務を開発していくことをメインの業務とする資格。


結果の分析などを行い次の戦略に生かすことも重要で、常に組織全体を把握して運営していかなければなりません。

高度な専門的知識と能力が要求されることになります。


ITストラテジスト試験は、このシステムアナリストの対象範囲をさらに広げ、上級システムアドミニストレータと統合、

さらに、単なる統合ではなく、事業戦略の立案まで、もはや経営のトップレベルにまで試験範囲は及びます。 超上流です。

他に異なる点としては,高度試験(ITストラテジスト・情報セキュリティプロフェッショナルなどITSSのレベル4の資格試験)

午前試験が,午前I(共通知識問題)と午前II(専門知識問題)の2つに分かれました。

また、高度試験の合格者や午前Iで基準点以上の点数を得た者は,2年間午前I試験を免除。だそうです。

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